
大正12年、初代後谷作次郎が北区曽根崎新地3丁目に於いて酒店を開業致しました。
当初より場所柄一般家庭は勿論、料飲業務用筋にその販売の主力を注ぎ、今日まで事業に専念致しました。 其の間、第二次世界大戦による、統制経済下に於ても北地区の共配所として一般家庭並びに産業特殊用途酒及業務用酒等の配給を一手に引き受けてまいりました。昭和20年終戦後は、統制経済の開放を見るに至りいち早く、以前の基盤のお陰にて再開致し、販売力も着々と伸張し業績の向上を見るに至り、昭和23年11月資本金400万円にて大阪市北区堂島中一丁目48番地の3に株式会社後谷商店と法人に組織変更し、後谷作次郎が取締役社長に就任致しました。 当時は当業界でも最右翼に位し、同業者の要望を担って初代社長後谷作次郎は北小売酒販組合の理事長及び連合会副会長等々兼任し、業界の発展に貢献致しました。昭和28年若竹商店(大阪市西区江之子島1丁目8番40号)の営業を引き継ぎ、大北酒販株式会社として社名を変更し、大阪国税局酒類卸売免許番号 0001番として全酒類食品の卸売問屋業を開業するに至り、公私共に日夜奮闘して居りましたが、昭和39年6月急逝致しましたので、後谷尚良がその意志を継ぎ社長に就任し、出発致しました。
酒類の卸販売のみならず国内食料品、輸入酒類、輸入食品、健康食品、プライベートブランド商品開発など商品の充実をはかり、先ずはお得意様各位へのサービスをモットーとして社長以下全社員一丸となって次代へ努力致して居ります。